米国の影響を受ける!?

米国のインフレ率が2021年から急上昇し、1981年以来の高い水準となっています。2022年後半にかけて日本のインフレ懸念も考えられるようになってきました。
更に、問題なのは今急激な円安が進んでいることです。
海外からの輸入に頼っている日本経済にとって円安は大きな打撃となります。
ドルと円相場では,、1995年に84.8円まで円高となり、2000年には108円まで戻り、2002年には1ドル120円台の円安となりました。そして、2022年に入りまた120円台から130円台への円安に向かっている状況となっています。
2001年から2002年にかけて円安が進んだとき、日本の完全失業率は5.5%まで高い水準に達しました。最近(2022年3月現在)の完全失業率2.6%の2倍以上となっていたわけです。

資料:米国のインフレ率の推移

usinflationcalculator.com

資料:日本の完全失業率の推移

codb.net
news.yahoo.co.jp

視点を変える

そこで、今回の円安による輸入コスト高に、インフレによる物価高への懸念というダブルパンチとなる状況の中で、必要な対策を考えないといけません。
まずは視点を変えることが必要です。円安とインフレというマイナスイメージから一旦離れて、視点を変えることで活路が開けてきます。
円安のメリットは何と言っても輸出による収益増です。
1ドル100円だった時は、500ドルで売ると5万円でした。
1ドル120円になれば、同じ500ドルでも6万円になります。
モノは同じ、かかる手間も同じなのに、為替によって2割以上の利益をもたらしてくれます。

海外で人気の日本アイテムを売る

注目したいのが、海外で人気の日本アイテムを輸出して収益増につなげる方法です。
海外で人気があるものは価格を下げるよりも、ある程度の価格を維持した方が商品価値を保つことにつながります。
例えば、海外からの輸入品を考えた場合、それなりの品物であれば消費者は高めの値段の方が価値があると感じるのが普通です。
その逆として、海外の人から見れば日本のモノを輸入して買って、それを手にした時に十分な満足感を得ることは大きな付加価値となっていくでしょう。

Wb3.oで思ったよりも簡単なネット輸出

では、どうやって輸出すればいいのか?ということになります。
Web3.0の時代がやってきた今ではネットで簡単に輸出が可能となりました。

ECサイトを立ち上げ、商品をアップし、サイトに既存の決済アプリをインストールするだけで輸出ができます。
発送は郵便局のEMSを使うと、オンラインでインボイスを作ることができて、それをプリントアウトして箱と一緒に窓口に持っていくだけです。

「輸出は難しそう」という思い込みから、せっかくのチャンスを逃してしまってはモッタイナイです!
円安を上手く利用して、海外の顧客とつながることで販路を大きく拡大していくチャンスがやってきました。
いずれ円安から円高に戻っても、今の間にリピーターを作ることでライフタイムバリュー(顧客生涯価値)を構築することが可能となります。

※ライフタイムバリュー(Life Time Value、顧客生涯価値)とは、一人、あるいは一社の顧客が、特定の企業やブランドと取り引きを始めてから終わりまでの期間(顧客ライフサイクル)内にどれだけの利益をもたらすのかを算出したもの。

(国際郵便マイページの入力画面例)

ネットビジネスに精通した通関士がお手伝い

Web3.0の時代において、個人や中小零細企業が簡単に商品を輸出できるようになってきました。
この機会に是非、販路を拡大するためにも海外への販売に挑戦してみてください!
海外のインターネット業界に精通し、欧米企業との貿易業務に携わった通関士の資格を持つスタッフが全力でサポート致します。

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